最近教え子の女テニの部員があまり元気がない。顧問によるセクハラひいきと体罰がひどいという。
気に入ってる生徒にはやたらベタベタする一方で、気に入らない生徒には連続平手打ち。
だけど誰も逆らえず親にも言えないという。
自分は直接被害は受けていないが友達が被害を受けているさまを見ていられない。部活にいきたくないという。
教育委員会に言えば？と言ったのだがどうしていいかわからないし、自分が特定されるのも困るということで、代理で動くことになった。
「場合によってはその顧問のクビが飛ぶかもしれないし新聞沙汰になる可能性もあるけどそれでもいいの？」と何度も聞いたが「やってほしい」という。よっぽどのことだ。
それで、まずは教育委員会にソフトに事実関係だけを伝え対応をお願いした。
それが校長から本人にも伝わったのだろう。
部員が集められてまずは顧問が犯人探しをはじめたらしい。おいおい校長なにやらせてるんだ？ってはなし｡
そして顧問曰く「どうせ、俺はなにもならないし、おまえらにはなにもできない。」とのたまったらしい。このご時世にあたまわるすぎる。
再度教育委員会に連絡して事の成り行きを伝える。そして厳正な処分がなされない場合文科省、ならびにメディアに話をあげる。と伝えるとやっと本腰をあげた。
まあそれでも学校の管理職連中は生徒に聞き取りをして誘導尋問。「○○先生にやめてほしくはないでしょ？」だと
かわいがられている生徒１名を除いては誰もうんとは言わなかったらしい｡
そこからやっと保護者向けの説明会。まあ、謝罪はあったらしいが、とりあえず顧問をしばらく休むというはなしで終わったらしい。
ところが２ヶ月も経たないうちに顧問に復帰。それで保護者たちがさすがにキレた。特に被害生徒の親が一番怒っていたそう。あまりにも処分が軽すぎる！と
まあ確かに最近のニュースだと充分、全国ニュースになってクビになるのと同等レベル。
校長も本人も教育委員会も認識が甘すぎる。
はじめの時点で深く反省して自粛しておけばここまでならなかったのに結局彼は飛ばされるはめになりました。
子供たちが受けた精神的肉体的苦痛を考えると、こっちが動いてクビにすることもできたのだろうけどそこまでは追い込まなかった。生徒の方もこの処遇で一応納得してたので。
でもおそらくこいつはまた繰り返す。決してこのブログを見ることはないだろうけど、もし他の学校にいって同じことを繰り返し、それが耳に入ったら今度こそ覚悟しておくがいい…。
